市道立野6号線土質調査業務委託

本日、「市道立野6号線土質調査業務委託」の業務完了検査を終えました。

本調査は新規に道路建設を行うにあたり、現状地盤の強度(CBR値)を確認し、舗装構成を検討することを目的としております。

下記に示す通り、試掘を行い計画路床部(道路の支持力部)における断面確認を行います。

試掘断面内の土砂を採取して、土質試験室にてCBR試験を実施します。

なお、CBR値とは道路の路床部分の強度を示す値であり、下記に示すように標準強度に対しての割合(百分率)で表すこととなります。

CBR値 = 試験荷重 / 標準荷重(標準強度) × 100 [%]

一般的にはこのCBR値が3%以上ないと、現状のままで道路を建設できないと判断されます。

3%未満の場合は「セメントや石灰などで地盤改良して補強する工法(安定処理工法)」または

「良質な砕石等で軟弱土を入れ替えて補強する工法(置換工法)」を用いるのが一般的です。

室内でのCBR試験状況は下記に示す通りです。

試験の順序は「①供試体作製 → ②供試体水浸 → ③貫入試験(CBR値測定)」となります。

②の水浸する理由は、土砂は雨、雪などにさらされて弱くなります。

そのため、室内で4日間水浸することで最も不利な状況を再現していると考えてもらえば良いと思います。

その状況に陥った供試体で強度を保つということは、それなりの土砂が要求されるということです。

したがって、水分を保有しづらい粒の粗い砂(粗砂)や礫質土などは水の影響を受けづらく、CBR値も確保しやすい傾向にあります。

今回は、残念ながらCBR値が所定の強度を得られず、セメントによる改良を検討することになりました。

 

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調査担当者

株式会社 東城

地質調査課 曽出 信宏(そで のぶひろ)